令和3年5月13日に開催された井原市議会の臨時会では、議長と副議長の選挙が行われ、重要な議案が審議された。
市長の大舌勲氏が挨拶を行い、新型コロナウイルス感染症への本市の対応状況について報告した。岡山県での感染拡大により、同市では公共施設の利用制限やイベントの開催自粛を実施中であると述べた。
また、65歳以上の方に対するワクチン接種の予約状況についても言及した。市長によると、集団接種の予約は既に定員に達しているが、個別接種についてはかかりつけ医による対応を促している。
本臨時会での議日程では、仮議席の指定や会議録署名議員の指名が行われ、翌日に続く会期の決定がなされる。また、議長選挙および副議長選挙は重要な議題の一つである。議長には大滝文則氏、副議長には荒木謙二氏が当選した。
大滝議長は当選後、感謝の意を示し、市政書が一丸となることを誓った。荒木副議長は、現在の新型コロナウイルス感染症の影響を考慮しながら、市民のニーズに応える議会を目指すと発言した。市民福祉の増進と市政発展に向けて、両者は懸命に努める姿勢を示した。
このように、新たな議長と副議長のもと、井原市議会は今後も市民の声を反映した取り組みを進めていくことが期待される。