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井原市議会が重要議案を可決、ふるさと納税条例改正も

井原市議会は12月定例会で岡山県市町村総合事務組合の変更やふるさと納税条例改正を可決した。
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令和3年12月13日、井原市議会は定例会を開き、重要な議案の審議を行った。

出席した議員は18名であり、議案の審議が進められた。

主要な議案には、岡山県市町村総合事務組合の共同処理に関する変更及び規約改正が含まれる。総務部長の藤原雅彦氏は、職員の福利厚生に関する事務の規定を明示し、「本市は岡山県市町村総合事務組合の福利厚生部門には加入していないため、影響はない。」と説明した。質疑は特になく、議案は原案通り可決された。

次に議論されたのは、工事請負契約の変更についてである。田中美術館新館建設工事に関するもので、藤原氏は「屋上及び外壁からの漏水、建物躯体の不良箇所に対する改善工事を追加施行する必要がある。」と述べ、変更金額が約1,859万円の増額となることを伝えた。佐藤豊氏が漏水の判明時期を質問し、教育次長の唐木英規氏は解体工事中に判明したと回答した。議案は無事可決された。

続いて、井原市ふるさと応援基金条例の改正について議題となった。総合政策部長の安東慎吾氏は、事業の充当範囲を広げ、教育・文化、環境に加えて産業・交流、健康・医療・福祉、防災・防犯・都市基盤に関する事業を新たに追加することを説明した。また、議員から都市基盤事業の範囲について具体的な質問があり、今後精査を行っていく意向を示した。

この他、令和3年度の各会計補正予算が一括議題にされ、議論された後、予算決算委員会に付託されることが決定した。

最後に、請願第5号である再犯防止推進計画に関する請願書が提出され、市民福祉委員会へ付託されることとなった。会議は休会を挟み、次回の協議が予定されている。議長の大滝文則氏は、出席者に感謝の意を表し、会議を閉じた。

議会開催日
議会名令和3年12月井原市議会定例会
議事録
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