令和2年2月25日に井原市で市議会の定例会が開かれた。
皆議員が出席し、審議や報告が行われた。
最初の議題では、会議録の署名議員として、惣台己吉氏と三宅文雄氏が指名された。
次いで会期は、今期定例会が本日から3月16日までの21日間と決定された。
その後、諸般の報告が行われた。
市長の専決処分による損害賠償額の決定や、監査委員からの出納検査結果が報告された。
また、議員派遣についても報告された。
次に、議案が一括上程された。
市長の大舌勲氏による提案説明が行われ、経済状況や市の予算案、施策が詳細に述べられた。
市長は、新型コロナウイルスの影響にも言及した上で、経済再生と社会保障の基本方針について強調した。
特に、市の財政運営の厳しさを克服し、地域社会の持続可能性を確保する方針が示された。
議案第1号「令和元年度井原市一般会計補正予算」が中心となり、国の補正に伴う必要な措置が提案された。
その結果、補正額は9700万円で、予算総額が230億3720万円に達する見込みとなる。
市長は、教育や福祉に対する施策も述べ、特に子育て支援の強化を訴えた。
満18歳までの子ども医療費の無償化や、高屋放課後児童クラブの整備計画が挙げられた。
市民が住みやすい環境を実現するため、地域活性化と共生を目指し、濃い滋味を持つ街づくりの推進が期待される。
特に、井原市第7次総合計画に基づいて、地域の活性化に向けた施策に着手することが強調された。
今定例会の内容から、井原市の未来への期待と、議員たちの真摯な姿勢が伝わってくる。
次回は、さらなる進捗や議案について慎重審議される見込みである。