コモンズ

井原市12月定例会、会期決定と市長の提案説明

井原市の令和2年12月定例会で会期が16日間に決定され、市長が予算編成の状況を説明した。
記事公開日:
議会開催日:

井原市における令和2年12月定例会が開催された。

開会挨拶を行った議長・坊野公治氏は、参加者に感謝の意を表し、19名が出席したことを報告した。定足数に達したため、会議は無事に開かれた。

日程に従い、最初に会議録署名議員の指名が行われ、妹尾文彦氏と多賀信祥氏が選出された。次に、会期の決定について議長が提案し、定例会の会期は12月22日までの16日間とすることが全会一致で可決された。

続いて、監査委員からの報告や議員派遣の件を審議。議長は、これらも異議なしと認められ、適切な措置が採られることとなった。議案上程では、議案74号から99号までが一括上程され、市長の提案説明が求められた。

市長・大舌勲氏は、年末の時期を迎えるにあたり、議員や市民の協力をお願いし、令和3年度予算編成に関する状況について詳述した。新型コロナウイルス感染症への対策として、厳しい財政状況が続く中、無駄を排除し、施策の優先順位を洗い直す必要性を強調した。

また、公的資金の減少や新型コロナの影響により、地方交付税の削減が見込まれ、予算編成には大変厳しい見通しが立てられていると説明した。この中でも、井原市の総合計画や地域経済の活性化を図る施策が必要であることが伝えられた。

市長は今後の計画についても言及し、パブリックコメントを経て年度内に策定を進める方針を示した。具体的な施策として、地域公共交通計画や生産性向上を図る経済対策、教育環境整備の事業計画が紹介された。特に、教育面では既に進行中の井原中学校新校舎建設の完了と施設面での整備に触れ、新たな学びの場が整うことを期待している。

議案への詳細な説明も続き、市民協働を純化するための補正予算案の提出などが行われた。各議案については今後、適切に審議される予定である。最後に、議長は議員派遣の件について再確認し、議事は散会することが決まった。

議会開催日
議会名令和2年12月井原市議会定例会
議事録
タイトルの評価記事は会議での主要な議題に忠実であり、議会での市長の説明や議案の上程が正確に反映されている。
説明文の評価内容が具体的で、重要な情報を適切に要約しているため、問題ない。
本文の評価報告内容は会議録に則っており、要点が整理されているため、内容が忠実であると判断した。

備中地区の最新記事

倉敷市吉備中央町新見市早島町浅口市矢掛町笠岡市総社市里庄町高梁市 の最新記事です。