令和元年の国東市議会第3回定例会は、9月27日に開催され、総務常任委員長の報告を受けて進行した。
本会議では、付託された41件の議案についての質疑が行われ、採決に移ることとなった。総務常任委員会の森正二委員長は、審査報告を行い、36件の議案は全て異議なく可決されたと伝えた。特に、請願第1号に関しては、公共交通体系の維持を求める内容を含み、継続して協議を重ねる意義が強調された。
次に、文教厚生常任委員会の吉田眞津子委員長が、審査の経過と結果について言及した。付託された議案は7件で、こちらも全件が可決の運びとなっている。後藤貴志委員長の産業建設常任委員会からは2件の議案と請願第2号の報告が行われ、生活道路の路面補修に関する請願が賛成の立場で採択された。
最後に、予算決算常任委員会の堤康二郎委員長は、決算認定及び補正予算議案がすべて原案通り可決されたことを報告した。議長の野田忠治氏は質疑を求めたが、「質疑はありませんか」との呼びかけに「なし」との返答が返ってきた。
その後、日程第2から第7に上る人権擁護委員の推薦に関しても一括で決議された。これにより、人事案件は討論なしで採決に移り、各委員は適任であるとの見解で一致した。さらに、議員派遣については、地方自治法に基づき、その必要が生じた際の案件を議長に委任することが決定された。
閉会前の最後の議題は、各常任委員会及び議会運営委員会の継続調査について報告され、異議なしで承認された。これを持って、47分間の審議を経て会議は終了した。議長は午前10時13分に定例会の閉会を宣言した。