令和2年11月25日、国東市議会は臨時会を開催しました。
出席した議員は18名で、議題は市の補正予算や条例改正など多岐にわたりました。
最初に、議長の大谷 和義氏が会議を開会し、議事日程を説明しました。
次に、会議録署名議員の指名が行われ、白石 德明氏と宮園 正敏氏が指名されました。
続いて、臨時会の会期を1日限りとすることが決定されました。
この日は3つの議案が提案され、その内容について各課長が詳細な説明を行いました。
最初の議案は、令和2年度国東市一般会計補正予算についてです。
この補正予算案は、歳入歳出予算に2108万3000円が追加され、合計で284億8352万8000円となることが説明されました。
主な内訳には、農業生産者への支援や、台風による被害に対する復旧費用が含まれています。
続いて、国東市職員の給与に関する条例の一部改正案が審議されました。
この改正案は、人事院勧告や大分県人事委員会の勧告に基づき、期末手当が0.05月分引き下げられる内容です。
影響額の試算では、合計で約898万4000円の削減となります。
さらに、工事請負変更契約の締結についても審議が行われました。
この議案では、国東市光ケーブル化緊急対策事業の契約内容に変更があり、工事費が3241万1500円増額されることが説明されました。
議事の中では、議員の白石 德明氏が職員の給与引き下げの影響について質問を行ない、総務課長の森 浩昭氏が回答しました。
こうした質疑を経て、議案は各委員会で審査され、最終的にはすべての議案が原案通り可決されました。
本臨時会は、国東市の行政運営に重要な決定を行う場となり、議論が活発に交わされました。
今後の議会運営への影響が期待されます。