令和2年1月30日、国東市で臨時会が開催された。主な議題は、一般会計の補正予算案であった。
本会議では、出席議員が18名であることを確認した。議長の野田 忠治氏が開会を宣言し、議事日程を読み上げた。
最初に、会議録署名議員の指名が行われ、秋國 良二氏と元永 安行氏が選ばれた。続いて会期についての議論があり、1日限りという案に異議がなかった。これにより、会期は1日限りと決まった。
次に、議案第1号「令和元年度国東市一般会計補正予算(第5号)」が議題に上がる。三河 明史市長が提案理由を説明した。補正予算は、歳入に7億5,855万7,000円を追加し、総額248億5,263万5,000円とするものである。今冬の寄附金が予想を上回ったことから、追加額を計上する必要が生じたとのことだ。実績額は、特に12月に増加し、約10億9,000万円が集まった。
その後、財政課長の徳部 吉昭氏が具体的な補正予算の詳細を説明した。歳出の多くは、ふるさと応援寄附金事業の返礼品代、インターネット手数料に充てられる。さらに、寄附金の一部を振り分ける運用が計画されている。
質疑応答の時間は設けられたが、質問はなかった。議案は予算決算常任委員会に付託され、委員長の堤 康二郎氏が審査結果を報告した。結果は原案通りの可決となり、討論もなく採決が行われた。議長は異議なしと認め、議案第1号は可決された。これにより、すべての議題は終了し、国東市議会臨時会は閉会した。