国東市議会は、令和2年3月10日に第1回定例会の開催を確認し、重要な議題が多数提案された。この会議は午前10時00分に開会し、定例議会に関する報告や議案が審議された。
最初の議題は、工事請負契約の変更に関連する報告があり、三河 明史市長は、工事の変更理由について説明した。安岐中央公民館ホール建設工事に関しては、契約金額が3億8,232万円から551万7,600円増額され、3億8,783万7,600円となる。また、義務教育学校屋外水泳プールの改築工事では、契約金額が減額され、1億5,730万円から160万8,200円減らされ、1億5,569万1,800円に決まりました。
議案質疑では、主に予算案に関連する質問が行われ、特に債権放棄や各種補正予算に関しての質疑が実施された。堤 康二郎議員は、ゴミ処理費等の減額について質疑し、環境衛生課長の猪下 知一君がその理由を説明した。
同時に、教育振興費においては、GIGAスクール構想に関する質問もあり、教育総務課長が詳細を明らかにした。特に、子供たちを対象とした1人1台のタブレット端末導入についての進捗や、それに伴うネットワーク整備が強調された。
観光振興やマリンスポーツ整備事業については、今後の観光客誘致や施設運営に厚い期待が寄せられており、生産者と消費者をつなぐ役割が重要視されていた。「クワトロ・ヨッチ」の成功に続き、今後どのような施策が展開されるかも議論された。
また、地域おこし協力隊制度の活用方針や、学校教育における外国語教育の強化、自主防衛への取り組みも大きな議題とされ、今後の実務的な展開に大きな期待が寄せられた。特に、地域貢献や交流の重要性が強調され、会議を通じて市民生活の質向上につながる施策に多くの意見が集約された。