令和元年12月24日、国東市議会の第4回定例会が開催された。
議事は、委員長報告及び各常任委員会の各案件に関する審査結果を中心に進行した。
まず、総務常任委員会の報告を行った森正二委員長は、議案第97号「国東市資金リスクマネジメント条例の制定」について、全員異議なく可決すべきとの決定を報告した。
また、議案第104号に関しては、反対討論が存在した。石川泰也議員は、職員給与の改定について人事院勧告を根拠とすることに対し、民間企業との比較が不適当であると指摘し、社会福祉費の将来の増大を懸念した。
一方、吉田眞津子議員は賛成の立場から、給与改定の合理性を強調。人事院及び大分県人事委員会の勧告を考慮した流れであることを踏まえ、適切な職員給与確保が行政運営の基盤になると述べた。
その結果、両議案は賛成多数で可決され、各常任委員会の審査結果が報告された。予算決算常任委員会においても、補正予算が原案通り可決されたことが伝えられた。
また、午前10時18分の閉会に先立ち、日程第2の各常任委員会及び議会運営委員会の継続調査の申し出が議論され、異議なしで承認された。これにより、今後も継続的な調査が行われる見込みである。