令和5年10月23日、国東市議会第2回臨時会が開催された。
実施された会議では、議案が5件提出され、慎重に審査された。
提出された議案には、補正予算や工事請負契約に関するものが含まれており、特に補正予算は物価高騰を考慮した急報が関連している。
市長の松井督治氏が補正予算の説明を行い、社会福祉施設向けの支援策の重要性について言及した。
また、議案第63号「令和5年度国東市一般会計補正予算(第4号)」は、歳入歳出予算の総額を266億5404万8000円に減額するもので、物価高騰に対応する緊急支援が主な目的である。
この補正予算は、大分県と協力して市内福祉施設の負担を軽減するためのもので、特に電気代や食材費が高騰する中、支援が急務となっていることから、早急に対応する必要があるとされた。
工事請負契約に関して、松井市長はくにさき総合文化センター及び国東中央公民館の大規模改修工事について、3つの工事請負契約を議会に付託することを説明した。
契約内容は、建築主体工事、電気設備工事、機械設備工事などであり、いずれも一般競争入札を経て決定された旨が報告された。
議長の丸小野宣康氏は全体の質疑を受け付け、報告第14号「専決処分の報告」についても説明が行われた。
この内容は、事故和解に関するものであり、損害賠償の額を定める必要があったとのこと。
最後に、各議案の討論が行われ、議案第63号から第66号までの4件は全て原案通り可決することが決定した。
本臨時会は議題すべてを議了し、午前11時16分に閉会となった。