令和元年第2回国東市議会定例会が、6月10日午前10時より国東市議会議場で開会されました。
出席した議員は18名で、まずは会議録署名議員の指名が行われました。続いて、会期は本日から6月28日までの19日間と決定されるなど、議会運営に着手しました。
日程第3では、諸報告において、石川泰也議員が広報特別委員会の活動を報告しました。令和元年5月20日には国東市議会だよりが発行されたことが伝えられました。
続いて、三河明史市長による行政報告があり、国東の食材を使った特別イベントなど、地域活性化への取り組みが紹介されました。特に、3月に開催した国東フェアでは、70名以上の来場者があり、大好評を博したとのことです。
また、「プレミアム付き商品券」発行に関する施策が説明され、消費税増税の影響を軽減する取り組みであることが強調されました。さらには、農業や商業振興のための新商品開発支援策や、老朽化した施設の耐震化についても詳細な説明が行われました。
この定例会では、報告が6件、議案が8件、議員発議が4件上程され、補正予算案が含まれることが特筆されます。特に、令和元年度国東市一般会計補正予算(第1号)では、予算額が235億8,559万円に増額される見込みです。
一方、議案第58号として消費税率及び地方消費税率改定に伴う条例整備案が提案され、今後の進展が注目されています。意見書案として提出された新たな過疎対策法制定の必要性や、大分自動車道の濃霧対策についても、議会での討議が予想されます。
議長が報告を終えた後、議会は各議案についての質疑を行う準備に移りました。今後の議会での議論が期待されています。