令和5年5月15日、国東市議会が臨時会を開催し、様々な議案について審議した。
主要な議題には、予算の承認や市税関連の条例改正が含まれていた。特に、令和4年度の一般会計補正予算や特別会計補正予算が多数提出され、議員たちによる質疑も行われた。
市長の松井 督治氏は、令和4年度の一般会計補正予算第14号について、「歳入を8億5,388万9,000円減額し、総額254億4,318万3,000円とした」と説明した。
また、新年度の補正予算には、物価高騰への対応として、低所得世帯への給付金支給を含む予算が計上されたことが報告された。
福祉課長の小田 美一氏は、「給付金の額を3万円とし、対象世帯数は4,700件を見込んでいる」と述べ、支援の重要性を強調した。過去の9月に支給された分よりも対象が増えた理由として、家庭の負担増加を指摘した。
議会では、物品購入契約に関する議案も承認された。教育総務課長の村井 奈穂子氏は、「校務用のノートパソコンを1,918万6,970円で購入する契約を締結した」と報告した。これは教育環境改善の一環として進められた。
議案の審議は順調に進み、出席した議員全員による承認を受け、本日の全議題は議了された。議長の丸小野 宣康氏は、「今臨時会はこれをもって閉会する」と述べ、会議は午後11時40分に終了した。今後も国東市では市民のための施策が進められる見込みである。