令和2年5月14日、国東市議会臨時会が開会し、さまざまな議題について審議が行われた。
本日は18名の議員が出席し、議長を務める野田 忠治君が開会を宣言した。最初に行われた日程第1では、会議録署名議員として大谷 和義君と丸小野 宣康君が選任された。
続いて日程第2の会期について、議会運営委員長の唯有 幸明君が本日の臨時会は1日限りとすることを報告した。議会はこれに異議なしと認め、会期は本日限りと決定した。
日程第3では諸報告が行われ、総務常任委員長の森 正二君が、路線バスの廃止に伴い、公共交通空白地域の解消に向けた所管事務調査の報告を行った。調査結果は継続調査とされた。
以降の議事では、承認第1号から承認第16号までの各議案が一括審議された。三河 明史市長が上程した「令和元年度国東市一般会計補正予算第8号」については、歳入歳出総額が239億円に修正されることが説明された。この減額は国の緊急経済対策に基づくもので、特にふるさと応援寄附金やマスク配布事業等が盛り込まれた。
また、国民健康保険税条例の一部改正についても報告され、軽減枠の拡大がしっかりと議論された。具体的には、最高限度額が引き上げられることが共有され、白石 德明君が給付金に対する意義を質疑した。市民健康課長は、この引き上げについて、高額な国保税に影響を与える可能性を説明した。
会議は進行し、最終的に議長の辞職や新議長の選挙が行われ、議長には大谷 和義君が選出された。議場の秩序維持や議会の円滑な運営が期待される中、議会は新たなスタートを切ったことを報告し、本日の議会を閉じた。