令和2年12月15日に開催された国東市議会では、主に令和2年度一般会計補正予算に関する議案が討議された。
市長である三河 明史氏は議案第91号「令和2年度国東市一般会計補正予算(第8号)」を提案し、この中で歳入歳出予算の総額に1,470万円が加算されると発表した。
この補正予算は、12月11日に閣議決定されたひとり親世帯臨時特別給付金の支給が確定したことを受けたものである。
財政課長の徳部 吉昭氏は、歳入の主な補正内容として、国庫支出金が1,470万円の増加が見込まれ、主に新型コロナウイルスの影響を受けたひとり親世帯への支援策に充てられると説明した。
次に議案第92号「国東市保育所条例の一部改正について」が提案され、福祉課長の小田 美一氏が国東オレンジ保育所の廃止に伴う条例の改正について説明した。
オレンジ保育所は平成8年に開設されたが、現在の在籍園児は16名と減少傾向にあり、施設の老朽化も顕著であるため、廃止する運びとなった。市は、今後の保護者への対応として、私立の保育園へ移行する動きも進めると述べた。
質疑応答では、議員たちから、「廃止後の園児の受け入れ態勢について」「学校給食費の徴収方法」に関する具体的な質問が寄せられた。
給食費については、口座振替を原則とし、特別な事情がある場合には納付書による納付も可能とされ、その手数料については市が負担すると説明された。さらに、教育委員会が未納者に対し督促作業を行うことも確認された。
今後、国東市では、民間の受け入れ先を確認しつつ、地域のニーズに応じた柔軟な保育サービスの提供を目指す方針を固めている。
同様に、今後、各議案が検討され、委員会に付託される予定である。今回の補正予算案は、市民の生活を支えるための重要な措置としての役割が期待されている。