令和5年5月18日、十日町市議会において臨時会が開催され、多くの重要議案が上程された。
今回の議会では、専決処分の承認や監査委員の選任が行われる。また、議長の辞職とその後任の選挙も重要な議題となる。
議長の鈴木一郎氏による開会の挨拶後、議会は本日1日限りでの会期決定を確認した。続いて、議案第56号の専決処分の承認が行われ、財政課長の小林良久氏が「物価高騰を受け、独り親世帯に特別給付金を支給するため、この補正予算を専決処分した。議会の承認を求める」と説明すると、異論なく承認された。
次に、議案第57号についての監査委員の選任が行われた。市長の関口芳史氏は「髙橋俊一議員を選任したい」と提案し、議会の同意を求めたが、質疑の声は上がらず、投票によって決定された。
議長の辞職については、鈴木一郎氏が辞職願を提出し、スムーズに辞職が許可された。後に議長選挙が行われ、鈴木一郎氏が再選される結果となった。議長再選を受けて、鈴木氏は「市民に信頼される議会を作るために努力する」と挨拶した。
副議長の辞職も許可され、その後新たな副議長の選挙も執り行われ、宮沢幸子氏が選任された。彼女は「行政と議会、市民の声を届ける役割を果たす」と抱負を語った。
他にも、議会常任委員会や地域広域事務組合の議員選任が行われ、各委員長が互選される形で任命された。議会発第6号および第7号の選挙も指名推選の方法で実施され、順調に手続きが進められた。
この臨時会は、終了時刻の午後1時03分をもって全ての議事を終了。市議会の議員たちが市民の声をしっかりと受け止め、円滑な議会運営を続けていくことが期待されている。