国保川西診療所の建て替えなど地域医療と観光施策について

令和6年6月17日に開催された第2回十日町市議会定例会で、国保川西診療所の建て替えおよび観光統計の整備について議論が行われた。この中で、既存の国保川西診療所は1993年から利用されており、地域医療の重要な拠点であるとともに、多くの市民に親しまれている。新しい診療所の建設は、地域医療の充実と効率化を目指して行われるが、建設後の市民への利便性や医療の質の確保についても慎重に検討が求められている。市長の関口芳史氏は、建て替えに際しては、発熱患者対応のための診察室や休日一次救急診療センターの維持の重要性を強調した。さらに、待合室の多目的活用や医療講演会の開催など、地域に根ざした医療機関としての役割を担う意向を示した。加えて、観光立市を掲げる十日町市において、観光統計の整備は地域資源を活かした観光産業の推進のためにも欠かせない要素とされ、今後の観光施策の基盤となるべきである。