令和元年5月14日、十日町市議会の臨時会が開かれた。
この会議では、主に税条例の改正や議長及び副議長の選挙が焦点となった。
特に、議案第48号の承認において、地方税法の改正に伴い、個人住民税の非課税措置が提案された。
総務部長の渡辺正範氏は、住宅ローン控除の期間拡充など重要な改正点を詳述した。
また、議員からの質疑は行われず、議案第48号は全員の賛成で承認された。
次に、議案第49号、都市計画税条例の改正も同様に承認された。
こちらも地方税法改正に基づくもので、円滑な手続きが進められた。
さらに、議案第50号の国民健康保険税条例改正でも、税額限度の引き上げや軽減措置の拡大が求められ、これが承認された。
市民福祉部長の鈴木政広氏は、具体的な数値変更を提案し議会の理解を得た。
続いて、固定資産評価員の選任が議題に上がり、税務課長の佐藤晃氏が選任された。
議長の辞職については、庭野政義氏がその許可を得た後、選挙が行われ、鈴木一郎氏が新たに議長に選出された。
この臨時会では、議会運営に関する報告も含まれ、常任委員や副議長の選任報告が行われるなど、スムーズな運営が見られた。
さらに、地域広域事務組合や衛生施設組合の議員選挙も行われ、選任や指名が無事に完了した。
最後まで議事は滞ることなく進行し、令和元年第一回臨時会は成功裡に閉会した。