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十日町市議会、農業問題やデジタル化の取り組みを議論

十日町市議会での一般質問で、農業問題や魚沼基幹病院への直通バス、デジタル化の取り組みが議論された。
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六月十四日、令和四年第二回十日町市議会定例会が開かれた。市長や議員らが参加し、二十四名の議員が出席した。これにより本会議では市制に対する一般質問が行われ、特に農業問題についても注目が集まる内容となった。

中でも、十二番滝沢繁議員の一般質問が重要なテーマとなった。滝沢議員は、世界の食料問題が深刻化している中での農業の現状に懸念を示し、農林業センサスの結果を挙げた。特に、担い手不足と高齢化進行が進む土壌環境の悪化に対する懸念を述べ、今後の対策を求めた。

市長の関口芳史氏は、農業経営基盤の強化を目指す取り組みを進めていることを説明。農業の法人化の進展に加え、政府の支援を活用した中山間地域の振興策を進めていると強調した。具体的には、認定農業者への支援や法人化を進め、担い手の育成を図る方針を強調した。

また、滝沢議員は、食料自給率の向上とともに、食の海外依存からの転換が必要であるとも提言した。市長は、国内での食料自給率を高めていく重要性を認識し、政府の施策に流れを感じ取っているとし、国際的な情勢からも日本の食料供給体制の重要性を再認識しつつあることを説明した。

さらに、大嶋由紀子議員から魚沼基幹病院への直通バスについての質問が挙がった。市長は、実証運行の結果、地域住民の利便性向上を目指しており、今後の取り組み強化を約束した。特に、高齢者に対する交通アクセスの必要性が強調され、直通バス運行の重要性が語られた。

続く高橋俊一議員の質問に対して、市のデジタル化への取り組みが示された。市役所における業務のデジタル化に向けた様々な施策について説明され、特にリスキリングを推進するための各種研修支援制度を設ける意向が示された。

議会開催日
議会名令和4年6月第2回十日町市議会定例会
議事録
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