令和4年12月2日、佐世保市の定例会が開かれ、多くの議案が議論された。本日は、国民健康保険や介護保険、交通事業などに関連する歳出決算が主に審査された。特に、介護保険事業特別会計の決算については、歳入額263億8,352万円、歳出額259億5,765万円であり、実質収支が4億2,587万円と報告された。 enfermedades partenariatとして、健康管理プログラムの実施が進められ、一般被保険者の収納率は約93.49%に達した。
これに関して、文教厚生委員長の林健二氏は、介護への負担軽減策を求める意見があったことを述べながら、国民健康保険についても高すぎる保険税の見直しが必要であると強調した。議論の中では、国保の財政が厳しいこと、利用者の負担が重い現状が取り上げられたが、これに対し特定の減免案が示された。
また、交通事業関連では、市営交通船「みつしま」の利用者数が前年度比で26.7%減となったことが報告され、利用促進策が求められた。議長の田中稔氏は、この状況について運行効率化が急務であるとの見解を示した。市としては、繁忙時期の運行増加や特別運賃導入などが検討されている。
さらに、上程された補正予算案では、国の物価高騰対応策に関連した支援が提案され、介護サービス事業所への支援策が話し合われた。
この他にも、複数の議案が一括で審査され、多岐にわたる施策が続々と採決された。議会のメンバーは各議案への投票を行い、討論を重ねる中で、地域の声を反映した政策提言へ向けた方向性が確認された。