令和6年3月定例会において、議案の訂正が行われた。具体的には、議案第13号「平戸市介護保健条例の一部改正」、議案第27号「平戸市企業職員の給与等の種類及び基準に関する条例の一部改正」、議案第45号「令和6年度平戸市市営交通船事業会計予算」が対象とされた。訂正の理由として市長の「その都度、誤りが発生したことにお詫び申し上げると共に、担当職員が更なる内部チェックを行う必要がある」との発言があった。
市長(黒田成彦氏)は、訂正内容について詳細な説明を行い、特に議案第45号に関しては、資料の記載誤りを含む指摘がなされ、計画書の更新が必要であると強調した。福祉部長も「介護関連事業の記載が漏れた」と悔悛し、今後は細心の注意を払って再発防止に努める意向を示した。
議案第27号においては、病院局長(小出圭治氏)が「勤勉手当の支給条件を見直す必要がある」との説明を行った。部内での確認ミスが原因であり、法律に基づいた適切な修正案を提示する必要があると報告した。また、総務部長(野口雅文氏)からは、交通船事業の補正予算が今後も続くことについて、牽制を行う声があった。これらの発言を受け、議員たちからは、本件に対する厳しい声が相次いだ。
最後に、議会全体として再発防止策の徹底が求められる中、議案の訂正が全会一致で承認された。議員たちは今後も透明性を持って制度運用を行い、市民の信頼を取り戻すよう、引き続き監視していく意向を示した。