令和6年の6月定例会が13日、佐世保市で開催された。
この日は会期決定や各種補正予算案について議論が行われた。
市長の宮島大典氏が挨拶し、今年度の補正予算の概要を説明した。
「デフレ完全脱却のための総合経済対策」を掲げる。
具体的には、エネルギー価格高騰対策支援に438万円のし尿収集運搬費補助金を計上する。
また、農林水産業における物価高騰対策支援のため、300万円を示した。
続いて、国・県の補助決定を受けた各事業についても言及された。
フェリー岸壁の改修や太陽光発電設備導入の支援事業などがあり、合わせて約2億8千万円の計上がある。
さらなる注目として、令和6年度から新型コロナウイルスワクチンに関する予防接種費用も含まれる。
一般会計の補正予算の総額は8億4,524万円となる。この結果、総額は約1,241億円に達する。
市税条例の一部改正により、固定資産税の減額が可能となる手続きのあり方も見直される。これにより、税負担軽減が期待される。
この日の会議では、市道の認定及び廃止に関する議案も上程され、議員たちが意見交換を行った。
次回の会議は6月20日である。