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佐世保市議会、運営委員選任と移住施策に関する議論

令和4年3月の佐世保市議会は、議会運営委員の選任や移住施策について議論し、さらなる対応策を模索。
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令和4年3月の定例会議が開催され、議会運営委員の辞任・選任が重点的に議論された。まず、「議会運営委員辞任の件について」議長の田中稔氏が発表。久保葉人議員からの辞任願いが承認され、続いて議会運営委員選任の件で山口裕二議員が選任された。

次に、「特別委員辞任の件について」が議題に上がり、久保葉人議員が基地対策特別委員を辞任することも承認された。その後、永安健次議員から石木ダム建設促進特別委員の辞任が提出され、これも許可された。特別委員の選任については、前述の辞任に伴う後任として永安健次議員が基地対策特別委員に選任された。

また、本会議では「一般質問」が行われた。松尾俊哉議員は、蔓延する新型コロナウイルスの影響を受けた市の刊行物・配布物について質問した。多くの配布物が余剰となっている実態を指摘し、効果的な設置や配布を求めた。これに対し市民生活部長の中西あけみ氏は、広報物の設置基準を設けたことや、利用者目線で無駄を無くす努力を継続する意向を示した。

続いて、宮田京子議員は、佐世保市の人口転出超過問題について質問。特に移住施策の定着率と、その効果についての見直しを求めた。佐世保市は、新年度に200人台の移住者を見込んでいるが、依然として転出超過の解消には至っていない状況であるため、さらなる施策の推進を求めた。

この他にも、児童生徒のスポーツ振興や、区域区分制度に関する議論が展開され、さまざまな意見が交わされた。特に、地域や学校におけるスポーツの機会を増やし、経済的負担を軽減するための制度見直しが求められるなど、課題は多岐にわたる。議会の最後には、市民参加の重要性や、広報戦略の強化が強調され、本市の将来的な持続可能な発展に向けた期待が寄せられた。

議会開催日
議会名令和4年3月佐世保市定例会
議事録
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