令和4年12月13日、佐世保市で開催された定例会では、文化振興や肥料価格高騰対策についての議論が行われた。特に松尾俊哉市議は、文化振興に関する計画の具体的な取り組みやその成果について詳細に質問した。議長は市の文化振興基本計画について、その背景や目的を説明した。市は、今後も文化や芸術が市民の日常生活に根付くよう努める意向を示した。
松尾議員は、特に文化振興の重要性を強調し、過去の成功事例を挙げながら新たな事業に対する期待感を表明した。市の文化振興委員会からの意見も交え、文化事業の持続可能性をつなぐためには、地域の文化リソースを活用する施策が必要と訴えた。市は、文化振興が町の魅力を高めるとの観点から、引き続き幅広い分野での事業展開を進めると答えた。
また、肥料価格高騰に関する問題も議題に上がった。農林水産部からの報告では、現在の価格上昇に伴う農業者への影響について、国と県が実施する支援策を具体的に説明した。特に肥料の供給が不安定となる中、地域の農業者を守るための施策として、国と県の補助を組み合わせ、効率的に財源を確保する戦略が求められている。