長野市議会の定例会が行われ、児童の権利とケアについての議論が盛んになされた。特に新たに設立されるこども総合支援センター「あのえっと」が、専門的な支援を通じて、ヤングケアラーや児童の状況を継続的に把握し、必要な支援につなげる重要な役割を果たすと期待されている。「ヤングケアラー」問題に関する市の取り組みについては、早期発見や周囲からの理解促進が鍵とされ、多様な形での支援体制の必要が指摘された。
さらに、長野市が進める果樹ブランド化戦略についても話題に上がった。本市の農業生産額の中で約4割を館する果樹は、その品質を生かして新たなブランドを築く期待が寄せられており、今年度から本格的なPR活動が始まるという。市の取り組みとして、イベント開催や地域特産物を関連付けた販売促進が予定されており、市民の関与とフィードバックを受けた活発な活動が求められている。
学校のトイレの整備や洋式化に関する問題も重要課題として取り上げられた。特に、体育館のトイレについては、避難所として機能することを考えれば早急な洋式化が図られる必要性があるとの意見があった。