令和6年3月6日、長野市において定例会が開かれ、議員36名が出席した。
議題には43件の議案があり、多くの質疑が行われた。特に、行政DX推進に関する質疑では、池田彰総務部長が市の電子申請システムのメニュー件数が54から99に増加したと説明。これにより、年間受付件数は2.3倍と見込まれており、電子スマート化が進んでいることが強調された。
高齢者友愛活動事業に関しては、臼井一保健福祉部長が訪問に代えて電話による支援を導入すると述べた。これは対象者の意思を重視しており、対象者の孤独感を軽減する目的がある。
また、男女共同参画促進サポート事業の廃止については、花立勝広地域・市民生活部長が昨年度成果がなかったため、事業の再評価が行われる予定があることを説明した。今後市では新たな男女共同参画を促進する施策を検討する。
移住者起業支援金事業では、下平嗣企画政策部長より、事業の減額は申請の実現可能性を重視するためであり、毎年の実績に応じて見直しが行われる説明がなされた。