令和3年3月、長野市議会定例会が開幕し、会期の決定が報告された。
市議会は、今定例会の会期を3月22日までの26日間に決定した。議長の小泉栄正は、39名の出席議員が定足数に達したことを確認し、会議を開会した。直接議案に進む前に、会議録署名議員の指名も行い、鈴木洋一議員と勝山秀夫議員が選ばれた。
次に、議案第53号の質疑が行われ、建設企業委員会から提出された議案について報告がなされた。建設企業委員会の北澤哲也議員は、議案審査の結果を報告し、災害公営住宅の整備の迅速化を求める要望を述べた。特に、入居予定者の経済的負担が軽減されるよう、入居までの間の支援が必要であると強調した。
続いて、承認第1号及び第2号に関する議案が上程され、質疑が行われた。副市長の樋口博は、新型コロナウイルスの影響で医療機関に要する支援に関連した予算が増額されることを説明し、その重要性を訴えた。また、地域経済を支援するための施策が今後も継続されることが期待された。
これらの議案は全て賛成多数で承認された。その後、報告第1号と第2号が理事者から提示され、事故関連の損害賠償に関する内容が詳述された。それに対する質疑は特に行われず、本日の会議はすべての議題を終了し、次回の会議は3月3日午前10時に行われる予定であると確認された。
新年度を前に、長野市政府は新型コロナウイルス対策を含む多岐にわたる施策について、議会との協議を重ね、地域の安定と発展に力を入れている様子が見受けられ、市民生活を支えるための具体的な対策が整えられつつある。