飯田市議会第1回定例会が3月5日に開催された。
今回の会議では、主に新型コロナウイルス等感染症への対応と、医療機関や公共施設における対応が議論された。
まず、新井信一郎君が新型コロナウイルスへの対応状況について質問し、市立病院の堀米直人君が感染症指定医療機関としての役割について説明を行った。
堀米病院長は、新型コロナウイルス感染症に対応するため、院内での感染症対策や、必要な準備が進められている事実を強調した。特に、入院棟や外来診療における感染予防措置が徹底されていることが示された。
また、寺澤保義君が市役所などの公共施設の感染症対策について説明。
市役所では、来庁者に対する手指消毒の実施や、職員のマスク着用が徹底されていることを報告。
そのほか、教育機関においても、学校の休校の対応や、感染防止措置が取られている点に言及された。
さらに、入野・大瀬木配水池の更新整備事業や、公共施設の維持管理の状況が紹介され、今後の対応についても協議される流れとなった。その中で、工務部門と連携し、道路の老朽化や修繕について、住民からの要望にも応じて取り組む姿勢が表明された。
特に注目を集めたのは、地域の医療機関と市の連携の強化。
新井君は、医療機関との連携や情報共有の重要性を訴えた。今後、感染症への対応を地域全体で統一された体制で進めることが求められた。
最後に、木下徳康君が公共インフラの整備と民間事業者間の協力について議論し、特に道路やインフラの維持管理、老朽化対応に関する施策についての必要性が強調された。