令和2年12月18日に飯田市議会は、第4回定例会を開催した。出席議員は22名で、本日の会議は成立した。
会議では、議席の変更が議題とされ、議長の湯澤啓次氏による提案が承認された。新型コロナウイルス感染症に対応するための措置である。
次に、リニア推進特別委員会の井坪隆委員長が、最近の会議での協議内容を報告した。具体的にはリニア駅周辺整備の実施設計の進捗状況について説明した。特に、次世代モビリティやEVバスと自動運転技術の関連についても取り上げられた。新たな交通システムの選択肢としての検討が続けられていると述べた。
社会文教委員会の村松まり子委員長は、請願6件と陳情1件の審査結果を報告した。請願第6号は不採択、請願第7号から第9号まで、及び請願第10号、第11号は継続審査となった。
市長の佐藤健氏は、副市長の木下悦夫氏が退任し、新たに高田修氏が副市長として選任されたことを報告した。木下氏は、リニア事業や新型コロナウイルス対策において重要な役割を果たしたと評価された。
副市長選任後、議案第130号で令和2年度一般会計補正予算を審議した。市長からは、ひとり親世帯の臨時特別給付金支給に関する判断が求められた。
最終的に、各議案は全て原案通り可決された。議会は今後も市民の意見をしっかりと反映させた行政運営を行う旨を確認したと報告した。