令和6年9月5日の飯田市議会定例会では、重要な施策や方針について様々な議論が行われた。
まず、一般質問では、特に西森六三議員が拠点集約連携型都市構造(コンパクトシティー)の推進について質問し、飯田市の取り組みが注目された。自らの視察を基に、富山市でのスマートシティー事業への移行について具体例を挙げながら質疑を展開し、井田建設部長は日常生活を支える地域拠点の役割について説明し、地域の特性を考慮したまちづくりについて強調した。
また、木下徳康議員からは、漏水時の水道料金に関する議題が取り上げられ、水道局の対応手順や漏水減免についての具体的な数値、運用状況が確認された。特に漏水減免の年間件数や影響額が提示され、市民負担軽減の必要性が訴えられた。
さらに、公共施設マネジメントに関連した議論では、清水総務部長が実施状況を報告し、老朽化施設の取壊しや改善に向けた進捗が語られた。
その後、文化会館やリニア駅前広場に関する質疑も活発に行われ、原和世議員が将来の財政負担や運営経費に対する懸念を表明した。