令和6年9月30日までの会議に向けて、飯田市議会第3回定例会が開催されました。熊谷 泰人議長は、出席議員が22名であることを確認し、会議成立を宣言しました。
今定例会の会期は、令和6年8月30日から9月30日までの32日間と決定された。市長の挨拶では、佐藤健市長が8月8日に日向灘で発生した大地震に関連した対応について言及しました。地震発生後、飯田市では迅速に警戒態勢を取り、市民への情報提供を行いました。
また、南海トラフ地震臨時情報の発表により、市民に対して日頃からの備えの確認を促す機会となったと述べました。特に、地震総合防災訓練の実施について触れ、市民を対象にした訓練の準備が進められていることを報告しました。
市長はまた、過去の猛暑による影響や地球温暖化への対策が必要であると強調しました。特に、ごみの減量や省エネの促進に注力し、地域全体で持続可能な社会を実現する取り組みが求められています。具体的には、生ごみ処理機の導入条例などを通じて家庭からのごみ減量を促進しています。
今回の議案については、報告案件が3件、人事案件6件、条例案件5件、一般案件5件、予算案件3件が提案され、合計35件の議案があることを取り上げました。特に、令和6年度の一般会計補正予算案は、追加予算が約5億3,000万円とのことで、今後の審議で詳細が検討される予定です。
今回の会議では、今後の災害や予算についての審議が進められ、議員たちもそれに対して関心を持って望んでいる様子が伺われました。特に、地方公共団体の財政状況や指標についても重要視されており、健全な財政の維持が求められる中で次期の計画が慎重に策定されていくことが期待されています。
各中心となるテーマが引き続き議論され、飯田市の未来に向けた真剣な取り組みが進められていることが伝えられました。市民との連携を強化しながら、地域が持続可能な発展に寄与できるよう、柔軟に対応していく姿勢が強調されました。