令和2年第5回新富町議会臨時会が開催された。
会議は午前10時に開会され、出席議員は12名であった。
議事日程の第一として会議録署名議員の指名が行われ、小山早苗議員と下村豊議員が選定された。
次に、会期が本日1日間と決定された。
この後、議案第43号が議題として取り上げられた。
小嶋崇嗣町長は、議案に関する提案理由を説明する中で、現状の新型コロナウイルスの感染状況に言及した。
新富町では現在感染者が5名確認されているとし、患者とその家族の人権を守る重要性について強調した。
この補正予算案には、歳出として新型コロナウイルス感染拡大防止対策に関連する多くの項目が含まれている。
具体的には、協力金の支給や3密防止対策としての給付金等が予定されている。
また、特別定額給付金に加え、新生児への給付も考慮されている。
松浦美緒議員は、この新生児給付金について具体的な金額や対象条件について質問を行った。
この件について、総務課長の池田真二氏は1人当たり10万円を想定していると回答した。
おおむね議会のメンバーからの異議もなく、議案は原案通り可決された。
新富町の予算は合計で138億7,845万9,000円に達し、今後のコロナ対策に充てられることとなる。
最後に、議長の永友繁喜君から全ての議題の終了が宣言され、午前10時11分に会議は閉会した。