令和4年2月14日、鹿屋市議会の臨時会が開催された。市長の中西茂氏は選挙直後の議会で、 市政に対する責任感を強調した。
選挙後の初めての議会において、中西市長は市民の期待に応える姿勢を示した。 市長は「市民の皆様の声に耳を傾け、未来を見据えて行動していく」と述べ、 市民生活をより良くするために取り組む意志を表明した。
会議では、議事日程に沿って平成3年度の鹿屋市一般会計補正予算(第11号および第12号)の専決処分に関する承認が行われた。 これにより、子育て世帯への臨時給付金やコロナ生活困窮者に対する支援金が迅速に支給される方向が決まった。
特に、議案第1号では、国の経済対策として子育て世帯に対する一括給付が求められている。 各家庭には対象児童1人につき、満額として10万円が支給される。この支援策の意義が議員からも挙げられた。
また、議案第2号は住民税非課税世帯への給付金の迅速な支給が提案され、これも承認された。 中西市長は、迅速な対応を図るために必要な措置だと強調した。これらの決定は、経済的に厳しい状況下での地域支援の重要性を再確認させるものである。
加えて、教育委員会委員の任命に関する議案第三号では、風呂井敬氏の後任に 遠矢達一氏を提案。新たな人材による教育の充実が期待されている。
全体の質疑応答では、議員からの異議はなく、すべての議案がスムーズに承認された。 この臨時会はわずか10分で終了し、本会議は閉会した。今後の具体的な行動計画に期待が寄せられる。