令和３年９月１４日、鹿屋市議会は定例会を開催し、複数の重要な議題が取り上げられました。特に、レジ袋の有料化や個人情報の保護に関するデジタル化の進展が議論された。
その中で、柴立豊子議員は、デジタル関連法に伴う個人情報保護の重要性を指摘。特に、自治体が保有する個人情報が民間に利用される危険性に警鐘を鳴らした。柴立議員によると、デジタル化が進む中、自治体の個人情報が不当に利用されることが懸念されていると述べた。
また、夜間急病センターの指定管理者制度についても言及され、管理者である医師会との関係性、職員の手当問題に触れ、夜間勤務を行う職員の休暇取得が難しい現状を指摘した。これに対して、健康づくり・高齢者支援対策監の畑中健二氏は、現状を维持しつつ、十分なサービスを提供する必要性を強調した。
更に、議会は福祉政策や子宮頸がんワクチン接種のキャッチアップについても討議。特に、粉ミルク支給券の導入についての必要性が議論された。この件に関し、児玉水哉議員は、母親が病気等の理由で母乳を与えられない乳児への支援策を求め、各自治体での導入事例を紹介した。特に、霧島市が実施している粉ミルク券の支給措置に注目が集まり、その必要性が再確認された。
さらに、流域治水に関する議論も行われた。肝属川水系での治水プロジェクトや今後の計画について市長が説明し、地域住民との連携強化が求められた。この取組は気候変動による水害リスクに備えるために非常に重要であると強調され、議員らはその重要性を再認識した。
最後に、福田議員が主導する福祉施策や市民への啓発活動の重要性が、新たな視点で議論された。特に、障がい者や困難を抱える家庭への支援体制が求められ、その強化が今後の課題となることが明らかになった。