令和4年6月の定例会では、様々な政策や地域課題について意見が交わされた。
特に注目すべきは、高齢者の運転免許証自主返納支援事業である。この事業は、高齢者が運転を控え、公共交通機関を活用することを促進するもので、タクシー利用券やバスICカードが配布されている。これに対し、さらなる施設利用券の交付なども検討されている。
次に、新型コロナウイルスワクチン接種についてでは、特に20代から40代の接種率が低下していることが問題視された。全体の接種率は高いものの、特に3回目接種の受診率が低く、若者に対する情報発信や啓蒙が強調された。また、若者の接種率を向上させるため、 has さらなる施策の必要性が指摘されている。
さらに、いじめや不登校の問題についても言及があった。いじめの認知件数が増加しているが、これは逆に、学校が積極的にいじめを発見し、対応する姿勢を示している結果かもしれない。活用される「ひかりくるくる事業」についても、発達障害への早期発見が期待されている。
特に注目されたのは施設の空調化についてである。鹿屋市では特別教室への空調設置が進められる必要性が問われ、快適な教育環境の確保が求められた。また、教職員の働き方改革が進む中で、持ち帰り業務の把握や支援員の配置など、教員の負担軽減が議論された。
このように、令和4年6月の議会では、地域課題に対する数多くの提案や改善策が示された。市政の発展に向けて、今後も積極的な議論が続くことが期待される。