令和3年2月1日、鹿屋市議会臨時会が開かれた。
出席した議員は28名で、会議は順調に進んだ。議事は、既に配布されている議事日程に従って行われた。
最初の議題は、会議録署名議員の指名であり、田辺水哉議員と今村光春議員が指名された。
続いて、会期の決定がなされ、現在の臨時会は本日1日とすることに異議がなく決定された。
次に、議案第1号である令和2年度鹿屋市一般会計補正予算が上程された。市長の中西茂氏は、今後の新型コロナウイルスワクチン接種に備え、補正予算を計上することを説明した。補正予算の総額は5億861万1,000円で、最終的な予算額は726億9,049万9,000円に達する。前年度比で23.2%の増加であり、全額国庫支出金を充てる。
この補正予算は、対象となる全ての市民にワクチン接種を行う費用や、コールセンター設置、接種券の印刷・送付に関連する経費を含む。他にも、接種開始は令和3年2月下旬予定とし、国が定める優先順位に従って実施することを強調した。
また市長は、ワクチン接種を円滑に実施するため、行政内部に新型コロナウイルスワクチン接種推進チームが設置されたことも伝えた。県や医師会等との連携により、接種会場の確保や具体的な準備を進めていることも示した。
その後、日程第4から第7にかけて、事故の和解及び損害賠償の額を定める専決処分についての報告が行われた。事故の状況と対応について、総務部長の稲田雅美氏が説明した。議員からの質疑も交え、今後の対策に関する意見も交換された。
様々な議案や報告について討議が行われ、最終的には議案第1号は原案のとおり可決された。
会議は予定通り進行し、10時10分に閉会となった。