令和4年5月19日、鹿屋市議会臨時会が開催された。初の議長選出を含む重要な議題が並ぶなか、選挙を経て花牟礼薫議員が新議長に就任した。
臨時議長に選ばれた時吉茂治議員が開会式を行い、議席の指定や会議録署名議員が決定された。議題の中で特に注目を集めたのが議長選挙の結果である。議員定数28人のうち、26議員が参加し、花牟礼議員が有効票の13票を獲得、議長に当選した。同議員は「新しい議会のスタートとして、しっかり運営に取り組む所存です」と早速の抱負を述べた。
次に行われた副議長選挙では、児玉美環子議員が指名され、同議員も当選の挨拶を行った。「鹿屋市が直面する課題に対して活発な意見を交わし、議会のさらなる向上を目指します」と述べ、議員たちの支持を得た。
その他にも、大隅肝属地区消防組合議会議員や、衛生処理組合、広域事務組合の選挙が次々と行われた。市長の中西茂氏は、「新型コロナや物価高騰に対する国の施策が進行中であり、我々の取り組みが重要だ」と強調した。市民生活や経済活動を見据えた議論が行われ、結果を出すことが期待されている。
さらに、鹿屋市の税条例や国民健康保険税の改正問題も提案され、コロナ禍における景気回復の必要性が再確認された。市議会は様々な問題に直面しており、議員たちの活躍に期待がかかる。議会は各議案について慎重に審議を進め、最終的に数件の条例改正案が承認される見込みだ。