令和5年2月16日の会議では、江刺ひがし小学校の統合や郷土芸能の活用についての議論が行われた。
まず、江刺ひがし小学校の統合に向けた進捗状況が報告され、玉里小学校の改修工事はほぼ完了しており、教育長はこの日を迎えるにあたり様々な取り組みがなされていることを強調した。改修工事では、教室や廊下の照明がLED化され、壁や床の張り替えが進められ、以前より明るく快適な学習環境が整えられた。また、外壁の塗り替えやベランダの柵も改修され、利用者の安全が確保されつつある。
この日までに、全ての工事が予定通り進行し、江刺ひがし小学校として新たに生まれ変わる日が待たれている。さらに、閉校予定の学校に関する詳細な計画も立てられ、スムーズな資産移行が行われていく。
次に、郷土芸能の充実についても議題として取り上げられた。日本の伝統文化として重要な郷土芸能が新たな世代への継承されていくためにも、支援体制の強化が必要であると認識されている。教育長は、地域のさまざまな団体が相互に学び合える場を設け、新たな芸能団体の発掘や活動の場の提供が進められていくことを約束した。
徐々に厳しくなっている状況の中で、このような伝統芸能に対する関心を高めることや継続的な支援が不可欠であるとの見解が示された。加えて、歴史的な宝である郷土芸能が地域の文化の重みを持ち、地域発展に寄与する場合の大きな可能性も評価された。これにより、関係者が集まり、意見交換の場が設けられたりすることで、地域全体の伝統芸能に対する理解や興味を促進し、次世代へと伝えるための基盤作りが進んでいくと考えられている。
また、消防団に関しても議論がなされた。この会議では消防団員の減少が続いていることに対策が必須であると強調された。特に、若い世代が消防団に加入しづらい現浪票や地域の状況についても触れられ、今後の施策についても議論が行われている。地区振興やボランティアの形での活動の必要性が提起され、これによって地域とのコミュニティを育む方策についても考慮されることが確認された。
最後に、消防団の体制強化や住民との共同作業の重要性が再確認され、地域を守るための連携強化を約束した。