令和4年12月に開催された第4回奥州市議会定例会では、多くの議案と質問が審議された。
会議では、まず会期の決定が行われ、議長報告や監査報告が続いてなされた。会期は19日間と定められ、様々な議案や報告が提出された。
一般質問では、各議員が市長や教育長に対して重要な課題についての意見を述べた。特に佐々木友美子議員からは、「JR水沢駅の橋上通路の整備」や「生理の貧困対策」について指摘があった。市長は「交通の便を良くし、地域の重要な拠点として活用していきたい」と応じた。
また、菅原明議員は「日帰り温泉の民間移譲」について質問し、市長は「現在進行中の案件であり、進展があれば報告する」と述べた。さらに藤田慶則議員は、「道路整備や市有財産の利活用」に関する問題提起も行った。
これらの一般質問を通じて、地域のニーズや市の施策について活発な意見が交わされた。特に育成事業や健康問題、経済振興など様々なテーマが扱われ、議会の関心の高さが伺えた。
さらに議案についても、報告が多く行われた。市長からは、江刺新工業団地造成工事に関する契約変更が報告され、その背景には設計単価の適用年月の変更があることが説明された。
このように、令和4年第4回奥州市議会定例会では、重要な課題と市民生活に直結する事案が多く扱われ、多くの意見が飛び交う場となった。今後の議会においても、市民の声を反映した施策が期待される。