令和4年3月28日、奥州市議会臨時会が開催された。
主な議題には、議長・副議長の選出が含まれ、議長には菅原由和議員が選任され、292票の獲得により当選した。 これにより、菅原議長は、議会運営の公正性と透明性を大切にし、市民に信頼される議会を目指すと述べた。
副議長候補者からも所信表明が行われ、副議長には加藤清議員が選出された。
加藤副議長は、引き続き議会の活性化を図り、市民に寄り添う施策を推進する意向を示した。
議会運営委員会の委員選出も行われ、指定された委員による活動が始まる。
重要な議案が審議され、奥州市職員の育児休業についての条例の改正が可決。
特に、非常勤職員の育児休業取得要件の緩和が注目され、働きやすい環境の整備に寄与するとして好評だ。
また、令和3年度一般会計補正予算が可決され、歳入あるいは歳出計上の見直しが進められた。しかし、企業誘致の活動で生じた3億円の不足額については、来年度への繰り越しとなる見通しであることが確認された。
この一連の状況を受け、市民からの信頼回復だけでなく、持続可能な地域社会の実現に向けた一層の取り組の重要性が強調された。
今後の議会活動においては、議員間の透明性の向上や広報活動の強化が求められる。 議会改革と市民との対話を基にした施策の推進も考慮されていく。