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奥州市議会が臨時会を開催、予算と工事契約が可決

奥州市議会が臨時会を開き、融雪設備の工事契約や一般会計補正予算を承認。
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令和6年第1回奥州市議会臨時会が、1月25日午前10時に開催された。

議会では、まず議長の菅原由和氏が開会を宣言し、会議録署名議員の指名が行われた。選ばれたのは16番瀬川貞清氏、17番千葉敦氏、18番廣野富男氏の3名である。

次に、会期が1日間で決定された。議会運営委員会委員長の藤田慶則氏は会期の決定について説明し、全会一致で承認されることとなった。

その後、市長の倉成淳氏より議案第1号に関する説明が行われた。議案は、市道南八日市新地野線の融雪設備新設工事の請負契約締結についてである。この工事は、江刺中核工業団地に通じる幹線道路におけるロードヒーティング整備を含むもので、契約金額は1億8,590万円となる。

市長に代わり、小野寺隆夫副市長が工事の概要説明を行った。入札結果については、株式会社東北電材及び金澤電気工業所の共同企業体が落札し、議会の議決を要する旨が強調された。また、工事の進捗について、資材の高騰を考慮し、慎重な対応が求められることが指摘された。

続いて、22番阿部加代子氏が工期について質問し、資材の手に入らない状況が影響する可能性を示唆した。この点について、大石美博維持管理課長は、現在の工期設定は標準とし、必要に応じて変更する可能性もあると述べた。

次に議題に上がったのは、議案第2号の令和5年度奥州市一般会計補正予算である。倉成市長から補正予算の主な内容が紹介され、特に物価高騰対応の支援が主要な目的であることが説明された。補正予算の総額は682億9,689万円、歳入には国庫支出金や寄附金が含まれている。

質疑では、阿部加代子氏が給付金の周知方法や支払いスケジュールについて質問し、千葉訓裕福祉課長が具体的な周知手段や給付金の支給時期について説明した。特に、2023年の2月下旬に給付金を支給する予定であると伝えられた。

全体を通して、議会は議案第1号および第2号について慎重に審議を進め、原案通りの可決がなされた。議会は1日間で完結し、予定された議事を全て終了した。最終的に、午前10時24分に閉会となった。

議会開催日
議会名令和6年第1回奥州市議会臨時会
議事録
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