令和元年8月19日、奥州市議会の臨時会が開かれた。
本日の会議では、さまざまな議案が審議され、特に信号機損傷事故及び自動車損傷事故に係る損害賠償事件の報告が重要なテーマとして浮上した。
議長の小野寺隆夫氏は開会時に、会議の進行についてこちらから報告せねばならない案件が多いことを指摘した。続いて、議会運営委員会の委員長である及川善男氏が会期の決定を報告し、本会期が1日間とされることが確認された。出席議員は26名であり、欠席者はなかった。
次に、信号機損傷事故に関する専決処分について、小沢昌記市長が説明を行った。事故は4月25日に発生し、移動図書館車の開閉扉が原因で信号機が損傷した。この事案について議会での承認が求められ、修理費用として36万8,280円が支払われたことが報告された。市長は事故防止への注意喚起も行い、運転の安全管理の重要性が強調された。
自動車損傷事故についても同様に、6月30日に発生した事例が報告された。この場合、相手車両が市道の穴に落ち込む形で損傷し、合計で3万4,452円が示談金として支払われた。維持管理課長の千葉政喜氏は、事故の発生した穴の状況について詳細に説明を行い、道路管理の責任が市側にあることを指摘した。
また、前沢北こども園新築工事に関する議案では、新たな教育施設の設置が議論された。小沢市長は、園児の安全確保や周辺の交通管理について正確に対応していく必要性があると述べた。
最終的に、議案第2号、財産取得に関しても可決された。これは光ネット放送設備機器の更新に関連するもので、市が整備することが決定された。
最後に、全ての議題が審議を終え、令和元年第3回奥州市議会臨時会は無事に閉会された。今後も市民の安全を重視し、適切な議論が行われることが求められる。