令和2年第2回奥州市議会定例会が無事に開議された。
本定例会では、会期は19日間と決定された。
初日は、会議録署名議員の指名や、これまでの報告が行われた。
従って、各議題に取り組むことが期待されている。
一般質問では、中西秀俊議員が「江刺東地域の保育所と小学校の統合について」
教育の質を高める取り組みとして事例を挙げた。
市長は新設計画の進捗を報告し、統合の必要性を強調した。
千葉敦議員は、国民健康保険税について質問を行い、
特に子どもの均等割とその減免について意見を述べた。
市長は、「市民の声を受け止めた施策の進展」を期待している。
阿部加代子議員は、若年性がん患者の生活支援対策について言及。
「患者の生活の質向上について、より多くの支援が必要である」と発言した。
市は今後、情報通信技術の活用を通じた支援策の具体化を図る方針だ。
加藤清議員は、市営スキー場の意義について発言した。
「地域の観光資源であり、営業実績を把握している」との報告がなされた。
市長は来年度以降の運営方針を示し、観光振興の一環としたい意向を表明した。
瀬川貞清議員は、高齢者福祉について市民の安心を強調し、
市の防災体制にも言及。
市民の安全確保への取り組みを求め、「オスプレイの飛来に関する情報提供が必要」と発言した。
及川春樹議員は、若年層の定住促進が必要であると提起し、
市のSDGsに関する取り組みの強化を求め、
市長も意欲を見せた。
昨今の新型コロナウイルス感染症対策も重要な議題となった。
小野寺満議員は市独自の経営支援策を提案し、感染防止策の細かな説明を市長に促した。
市長は市立病院の体制や、経営方針についても語った。
この議会は市民生活が直面している様々な問題の解決に向け、議論の成果をあげることが期待されている。