第30回久慈市議会臨時会議が11月4日に開催され、重要な案件が審議された。
決定された会議日程に基づき、「令和4年度久慈市一般会計補正予算(第6号)」が議題となった。
この補正予算は、電力・ガス・食料品などの価格高騰に応じた支援策として、低所得者や子育て世帯への給付金を計上している。
澤里充男副市長は、補正予算に関して「総額248億5,147万円に達する」と説明した。
また、生活福祉部長の久松希美子氏は非課税世帯への5万円の給付や、18歳以下の子どもを有する家庭への2万円の支援金を提供する旨を述べた。
報告第1号及び第2号では、職員による自動車事故に関する専決処分が報告され、過失割合は両案件ともに100対ゼロであるとされた。これに対する質疑では、議員から事故の背景や保険についての関心が示された。
城内仲悦議員は、草刈り作業における事故防止のための事前周知の必要性を提起した。
これに対して澤里副市長は、職員に対する周知を進める考えを示した。
他に、補正予算案に関する質疑も活発に行われ、各種支援が中小企業まで及ぶ点が強調された。
要件に基づいたプッシュ型給付が予想されており、給付金対象者の把握に役立てられるとの見解が示された。
議案第1号は、全員賛成により可決され、久慈市の財政支援に向けた重要な一歩が記録された。
このように、第30回久慈市議会臨時会議は、財政面での支援策が充実する中、事故時の対応や市民への告知義務を果たすための取り組みが進められていることが明らかになった。