令和5年8月22日、久慈市議会の第1回臨時会議が開催された。
新たに選出された議員が集まり、議長および副議長の選挙が実施された。
議長候補として立候補した濱欠明宏氏が、最多票で当選を果たした。濱欠議長は当選後の挨拶で、議会改革や若い議員の活用を語り、議会活動の活性化を図る意向を述べた。特に、議長任期を2年交代とする新しい改革を提案し、議会の透明性と市民参加を強化する方向性を示している。
副議長には下川原光昭氏が選出され、議会の一体感を促進するための協力を約束した。選挙では有効投票が全てだったことが確認され、両者とも無事にその役割を任された。
会議の中では、常任委員や議会運営委員の選任が行われ、議員間の役割分担が明確にされた。これにより、議会は地方自治法に基づく運営を強化し、市民の信頼を得る努力を続ける方針を示している。また、久慈広域連合議会および岩手県後期高齢者医療広域連合の議員選挙も行われ、新たなメンバーが指名された。
さらに、提出された議案第1号についても審議が行われ、佐々木栄幸氏の監査委員への選任同意の採決が行われ、賛成多数で決定された。遠藤市長は、議会の進展に対して感謝の意を表し、新たな取り組みを支持した。
今後の施策として、濱欠議長は「子どもたちに誇れる笑顔日本一のまち久慈」というスローガンのもと、人口減少の対策や雇用の創出を進める考えを示した。地域住民との対話を重視し、持続可能なまちづくりに向けた取り組みを進めることを約束した。