令和3年3月19日、久慈市議会が第16回定例会を開催し、様々な議案が議討された。特に新型コロナウイルスに関する対策に注目が集まった。
市長の遠藤譲一氏は、新型コロナウイルス感染症に関する感染状況を報告した。久慈市においては、感染者はこれまでに20名確認されており、職員への影響もある。市役所の職員1名が感染しており、その職場の関連職員への検査結果は全て陰性であったと強調した。
次に、議案第15号「放射性廃棄物等の持込み拒否に関する条例」について、教育民生委員長の小栁正人氏が発表した。この条例は、市民の健康と生活環境を守るために強い支持が集まった。特に城内仲悦氏は、周辺自治体との連携を強調し、この条例の重要性にも触れた。
また、議案第12号から第14号に関しては、職員の服務や給与、市税の改正が可決された。特に議案第13号の改正では、超過勤務手当や夜勤手当が対象に入るため、実質的な給与増加につながると議員からの評価を受けた。
令和3年度の各会計予算が全て可決される見通しであり、特に一般会計予算における新型コロナ対策の施策が柔軟に展開されることが期待されている。議案の審議の中では、医療従事者や福祉施設への支援が取り上げられ、市民が必要なサービスを受けられるようにする方針が示された。今後、久慈市は新型コロナウイルスの影響を批判から見守り続け、必要な対策を講じていく意向を表明した。
議会の一体感が示された今回の会議では、各即応の問題に対し、議員が幅広い視点から議論を重ねており、久慈市の今後の発展に向けた基盤が整いつつある。