令和3年9月24日、久慈市議会の第20回定例会が開催された。議題には令和2年度の各種決算の認定と新年度の補正予算案が上がり、多くの議案が審議された。
認定第1号から第6号までは、久慈市の一般会計や特別会計に関する決算報告であり、全て原案通りに承認された。決算特別委員長の清水崇文氏は、「活発な質疑が交わされ、堅実な審査が行われた」と述べた。
次に、議案第4号から第10号では、個人情報保護条例の一部改正や新たな道の駅が関与する法案が報告され、特にデジタル化に関する質疑が目立った。総務委員長の濱欠明宏氏は、デジタル改革関連法案の影響について懸念を示した。
また、議案第1号では、令和3年度の一般会計補正予算が審議され、新型コロナウイルス関連の支出や、災害復旧交付金が含まれていることが強調された。特に、感染防止策としての補助金や食文化に関する事業に関心が集まった。
最後に、議案第11号においては、今後のコロナ禍の影響を受けた事業者への支援策、特に飲食業への配慮が求められた。副市長の澤里充男氏は、市の支援で地域経済を元気にすることを目指していると語った。