令和元年9月27日に第2回久慈市議会定例会が開かれ、重要な議案が審議された。
主要な議題の一つは、平成30年度の一般会計歳入歳出決算である。決算特別委員長の濱欠明宏氏は、計8件について活発な質疑と答弁が交わされたと報告した。結果として、一般会計歳入歳出決算は全員異議なく認定された。
次に成年後見制度に関する条例が議案として提出され、総務委員長の清水崇文氏は法律施行に伴う関係条例の整備について説明した。この議案に対する質疑が行われ、無事に可決された。この条例改正は、今後の制度運用に重要な意味を持つ。
印鑑条例の一部改正や災害弔慰金支給に関する条例も審議された。教育民生委員長の小栁正人氏が提出した議案第4号から9号までの教育・民生に関わる条例について、多くの質疑があり、特に特定教育・保育施設における基準の変更が注目された。こちらも全員異議なく可決された。
また、森林環境整備基金条例が議題となり、産業建設委員長の砂川利男氏が基金設置の重要性を訴えた。該当議案も異議なしで決定された。
令和元年度の一般会計補正予算に関しては、総務部長の久慈清悦氏が詳細を説明した。歳入の増加が盛り込まれ、これによる財政運営への影響が議論された。特に、ふるさと納税の寄附金が1億700万の増加が見込まれ、地域振興に向けた具体的な活用方針が今後の課題となることが示唆された。
さらに、下水道事業会計の補正予算も提出され、上下水道部長の外舘要一氏が実績見込みに基づく収支の見直しを行った。情報提供された内容に基づき、議会の理解が促進され、円滑に進行した。
最後に、議員派遣の件が報告され、議会運営における協議と情報共有の重要性が強調された。議員全員が起立し可決された。
本日の会議は無事に終了し、今後の市政運営に向けたさらなる活動が期待される。