令和2年6月11日に開催された第9回久慈市議会定例会では、議案の審議と請願の紹介が行われた。
議長の畑中勇吉君が開会を宣言し、議案第1号から議案第10号までの提案理由が副市長の澤里充男君によって説明された。
議案第1号は、令和2年度久慈市一般会計の補正予算であり、5億480万7千円の歳入歳出が追加され、総額は約255億円に達する。
続いて、議案第2号は国民健康保険特別会計の補正予算で、100万円の追加によって総額39億1千万円となる。
また、議案第3号から第10号までの条例改正案も提案され、新型コロナウイルス関連の特例措置や家庭的保育事業の基準改定などが含まれている。
この後、総括質疑が行われたが、質疑は行われず議案の付託に進むことが決定した。
請願に関しては、豊巻直子君が紹介し、教職員定数の改善や義務教育の国庫負担制度復元について請願を行った。
この請願は、教育現場の困難な状況を解消するために必要な施策の実行を求めるものである。