令和4年3月、久慈市議会定例会議が開催され、様々な議題が取り上げられた。
新型コロナウイルス感染症対策が特に強調された。日本共産党久慈市議団代表の橋上洋子氏は、3回目のワクチン接種状況や、教育機関での職員への早期接種を求めた。市長の遠藤譲一氏は、1月末時点での接種率が14.6%と報告し、市民全員が接種を完了できるよう取り組む考えを示した。また、自宅療養者への支援策についても言及し、県における支援体制が充実することが重要との認識を示した。
成人式に関する発表も行われ、「久慈市二十歳のつどい」としての開催が決定した。不安を抱える地域に根ざした意思決定が、市民からの共感を呼んでいることが評価された。消防団の報酬見直しが話題となり、団員確保に向けた報酬の見直しが必要とされる中、八重櫻友夫議員は消防庁の通知を受け、具体的な改定額について検討中であることを報告した。
成年年齢の引下げに関する議論では、法律の改正により成人年齢が18歳に変更されることに伴い、教育長の女澤康子氏は成人式の在り方について説明した。法改正における新しい契約に対する懸念がまた浮上し、消費者被害防止策が求められている。
難聴対策としては、久松希美子生活福祉部長が加齢性難聴の早期発見と補聴器の助成を前向きに検討していることを確認し、制度設計に向けた調整が進められている。介護保険についての改正も話し合われ、増加する保険料に対しての市の対応が求められた。
水田活用の直接支払交付金の制度見直しに関する懸念も表明され、農業者の負担軽減策の要望が強調された。教育費負担の軽減においても、経済的理由による就学困難層への支援制度の充実が必要とされた。
最後に、投票率向上に向けた様々な施策が提案され、特に体の不自由な方のための移動式期日前投票所の設置や、若年層の投票を引きつけるための期日前投票所設置が議論された。今回の議会は様々な市民ニーズに応えるため、重要な政策課題が見受けられる内容となった。