令和3年9月2日、久慈市議会は第20回定例会議を開催した。
本日は、市長及び副市長からの提案理由説明が行われ、多くの議案が出される中、代表的なものとして令和2年度決算認定が議題となった。特に一般会計における歳入歳出決算について、副市長の澤里充男氏が詳細な数字をあげつつ説明を行った。
一般会計は322億5,226万4,323円に対し、歳入決算額は297億2,908万9,507円であり、歳出決算額は274億1,661万4,262円で、結果として歳入歳出差引残額が23億1,247万5,245円に達し、順調な決算を見せている。
また、特別会計についても、国民健康保険の特別会計では、歳入決算額が39億9,290万4,056円、歳出決算は38億7,444万9,860円となり、剰余金が生じたと報告された。このように、各会計ともに概ね良好な結果を示しているが、特に今後の収入未済額への対応が課題であるとされている。
会議では、災害復旧に関する特別な報告も行われ、8月9日への豪雨災害による対応が話題に上った。総務部長の長根英俊氏は、被害額が1億9,829万円に達したと報告し、迅速な復旧作業の必要性を強調した。議員からは、災害発生時の情報共有や臨時会議の活用についての意見も寄せられ、今後の市の対応策に期待が寄せられている。
一方、道の駅設置に関する条例案や、家庭的保育事業の基準改定案なども提出され、市の地域振興策が進められることが確認された。加えて、過疎地域持続的発展計画に関わる議案は、過疎地域の支援策が重要視され、今後の街づくりに資することが期待されている。
市議会は今後も引き続き、住民福祉向上のための施策を議論・決定し、市民に信頼される市政を進めていく方針が示された。